ブロガー紹介

学長ブログ 一円相の臍(へそ)
名前:石井清純
出身地: 駒澤大学学長室
自己紹介:
 平成21年4月より駒澤大学の学長に就任した石井清純です。  ブログタイトルは、江戸時代の禅僧である月舟宗胡(げっしゅう・そうこ)筆の「一円相」にちなみました。本学の禅文化歴史博物館に所蔵されているものですが、この円相は、珍しく円の中心に臍 (点)が打たれています。「円相」は、欠けたところがないことから、円満・円融・完成などを象徴的に示したものです。禅僧は自分の境地を示すために、よくこうした円相を書くのですが、では、その中心に描かれた「臍(点)」とは何か。なにやら禅問答めいてきますが、我が身に当てつつ、つれづれに書き連ねてゆければと思います。

水を汲み、たきぎを運ぶ ―年頭のご挨拶に代えて―

Posted on  2012年1月 1日 00:26

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  年頭のご挨拶に代えて、昨年の東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復旧復興をお祈りいたします。


  いま、日本全国が、震災からの立ち直りに向けて動いています。その中で、自らも被災しながら、なお他の人々を助けるために懸命に働く人たちの姿が報じられていました。そして、その人たちの多くが、そうして働くことで自らが救われたと語っていました。
  私には、それが震災によってはじめて生まれた心情ではなく、以前から日本人の心情の奥底に伏流していた、人との繋がりを大切にする思いが震災を契機に沸き上がってきたもののように思えてなりません。


  駒澤大学は、本年、開校130周年を、来年には駒沢移転100年という節目の年を迎えます。
  この節目にあたり、建学の理念である「仏教の教えと禅のこころ」に則り、人の喜びを自分の喜びとし、人のためを考えることで自らを成長させようという、慈しみの心と実践の大切さを教え広めてゆくことが、本学の重要な使命であると改めて認識しております。

  これからの社会や地域に対する息の長い活動がどうあるべきかを考える時、「神通並妙用、運水也搬柴(神通ならびに妙用、水を運びまた柴(まき)を搬(はこ)ぶ」という禅語が想起されます。
  ここにいう「神通」とは、神通力のこと。超越的な力というのは、目を見張るような特別なものではなく、実は「水を汲み、たきぎを運ぶ」という日々の営みそのものにある、という教えです。
  とかく、人は特別な何かを珍重しがちです。しかし、いかに見栄えが良くとも、それが現状から遊離していては役に立ちません。この禅語は、常に自分の立ち位置を見つめつつ、地についた実践を続けていくことの大事さを示したものなのです。


  社会的な変革の中で一つの区切りを迎える今年、駒澤大学としての「水を汲み、たきぎを運ぶ」活動とは何かを考え実践してゆきたいと思います。

新たな年に向けて

Posted on  2011年12月26日 21:59

info-win.jpg  公務に追われて更新を怠っているうちに、季節はすでに師走。年の瀬も押し迫り、世間は新年を迎える準備に慌ただしい雰囲気となってきました。

  大学は、年明けに実施される二つの大きなイベントの準備に追われています。
 
一つは、2日・3日の箱根駅伝です。11月の伊勢駅伝では、見事優勝でした。写真は、代表者が学長室に優勝報告に来てくれた時のもの。この流れを維持してぜひ箱根でも最高のパフォーマンスを見せてもらいたいものです。

   もう一つは、114()15()に実施される大学入試センター試験。多くの受験生に gansho.jpgとって、最初の「本番」入試となるため、よい環境で試験を受けてもらえるよう、細心の注意を払って準備を進めています。受験生諸の皆さんは、すでに志望校も決め、年明けの出願に向けて準備の真っ最中ではないでしょうか。年の瀬も新年もなく、日々目標に向けての努力を続けていることと思います。これから、寒さも増してきます。体調に留意して頑張ってください。

 

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  ところで、入試関係で驚かされたことが一つあります。
  このブログでも紹介した、拙著『禅問答入門』の冒頭の一節が、学習院大学経済学部の平成23年度入試の国語の問題として採用されていたのです。
 すでに過去問題集に掲載されていますので、解いてみた方もおられるのではないかと思いますが、経済学部志望の受験生が、受験準備のために「禅」の本を読むことなどないでしょうから、ほぼ全員が初見の文章だったはず。それだけに、まさしく書かれた内容に対する読解力を試す問題になったことでしょう。
  それにしても、まさか禅の解説文が入試問題に使われるとは、筆者の私も驚いています。

  とはいえ、いかに特殊な分野を扱った文章のように見えても、しっかりと文章構造を分析して展開の把握に努めれば、自ずと論旨は理解できるはずです。そうすれば設問にもしっかり答えられます。試験問題となる文書は、すべてそのような文章が選ばれているはずですので、受験生の皆さんは、試験問題の題材にうろたえることなく、冷静に文章と対峙する練習をしていただければと思います。

赤い首輪

Posted on  2011年9月 7日 23:48

stand01.jpg 我が家に猫がやってきて5ヶ月めになりました。予防注射や寄生虫駆除などをしていただき、みるみるうちに大きく育っています。はじめわずか500gだった体重も、今や3.6kg、拾って三日目の写真と較べると、その違いは一目瞭然です。
 先月、ようやく念願の赤い首輪の"装着"に成功、黒猫に赤は定番ですが、普通以上に似合っていると思うのは飼主だけでしょうか。choko05S.jpg
 とにかく活発で、棚に飛び乗ってモノを落とすのは日常茶飯事、ヒモと見れば見境なく飛びつきますし、網戸に爪をかけて上ったものの下りられなくなって大騒ぎになったり、休むヒマがありません。
  猫の専門誌に「野生度チェック」が掲載されていたので、どれほどのものかと試しにチェックしてみると、なんと10点満点。やはり、相当やんちゃな部類に入るようです。

choko-napping02.jpg それでも、おなか丸出しで無防備に寝ている姿をみると、どうしても強く叱ることができません。冬になれば、もう少し成長して猫らしく「丸く」なってくれるのではないかと期待しているのですが...。
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 先日は、いつのまにかナベに入り込んでくつろぎ顔。追い出す前に、撮影会が始まってしまうあたり、我が家はすでに彼のペースで回り始めてしまっているようです。